日本と海外の自動運転分野の進展を、9月9日〜22日の期間に整理。東京での商用無人配車開始を目指すWaymoの動きや、日本企業の通信実証、つくばの自動運転バスの本格運行開始など、主要な出来事を要約します。
日本ではWaymoが東京での商用無人配車サービス開始を2027年に目指すと発表し、日本交通・GOと共同で計画を進める。初期は少数車両で導入し、将来的に約100台規模へ拡大する見込みで、配車アプリはGOとWaymoの双方を利用する予定。これに合わせ、技術・共同運行体制の検証と関係当局の承認が必要となる。
横浜では日産・Moplus・KDDIが自動運転車両10台による通信技術実証を発表。運転者付きレベル2の実証で、2027年以降のレベル4サービスを目指す。多車両運行時の映像通信量や遠隔監視の負荷など、実務上の運用設計が課題となる。
つくば市では筑波大学循環で自動運転バスの本格運行を10月2日から開始予定。運賃は190〜310円で、開始時はレベル2、将来的に無人化を目指す。安定運行と需要対応、維持費など、実運用へ移行する際の費用と運用体制の検証が焦点となる。
欧州ではLucidとBoltが少なくとも2万5,000台の展開を目指す提携を公表。Boltは車両保有・運営を前提とし、資金負担と収益構造の変化が今後の焦点となる。WaymoはAllianz Partnersと欧州展開に向け保険・事故対応の基盤整備を進め、保険料や収益効果は未公表。
ドイツの公道配送を進めるEinrideとLidlは無人配送を開始。今後は複数地点への巡回拡大も検討され、荷主の物流需要を自動運転事業の資産化へ結びつける動きが進む。