先週の日経平均は米国イベントを控え様子見が続く一方、バリュー株や中小型株へ資金が流れ、日本株全体の買い意欲は底堅かった。今週は米金利動向と主要指標の発表が相場の焦点となる見通し。
先週の国内株式市場は、米国のジャクソンホール会議を控えた様子見が強まる中、エヌビディアの決算への反応が焦点となったが、日経平均は前週末比389円高の66,405円で取引を終えた。初動では日経平均が上昇する場面も見られたものの、ジャクソンホール会議を前にした買いの勢いは限定的だった。
一方、日経平均以外の株価指数は堅調で、TOPIXや東証グロース250指数は日経平均を上回る動きを示した。銘柄の物色の矛先が拡大し、バリュー株や中小型株への資金流入が続いているものの、全体としては上値を追える力は強くないとの観測があった。米国株の動向次第で日本株の direction も左右されやすい状況が続いた。
今週は月初の雇用統計やISM景況指数など米国の重要指標の発表が控え、米国株市場の動向が日本市場にも影響を与える見通し。28日終値後には日経225先物の夜間取引終値が65,830円と前日終値を下回り、米国の長期金利の動向も日米金利の動きを左右する要因となる見込み。