リョービはアルミダイカストの技術で自動車の軽量化を推進。国内外の自動車部品を供給するほか、大型機の導入や環境・働き方改革にも取り組んでいる。
主力のダイカスト事業では、軽量で耐久性に富むアルミダイカストを手掛け、世界の自動車メーカーへボディ・シャシー部品や電動車部品を供給している。国内10カ所、海外6カ所に生産拠点を構え、ギガキャストと呼ばれる大型部品の一体成形にも注目されている。2025年3月、静岡県の菊川工場内に新設した大型製品試作工場を稼働させ、型締力6500トンの超大型ダイカストマシンを導入した。
建築用品事業ではドアクローザなどを提供し、電動式開閉装置「RUCAD(ラクアド)」は施設管理システムと連携した自動化実証に成功。印刷機器事業ではRMGTブランドを展開し、Power Data Loggerを開発してスマートファクトリー化を支援している。
環境負荷の低減と働き方の改善にも取り組み、アルミ再生合金の量産を進めるほか、広島東工場と静岡工場に自家消費型太陽光発電設備の導入を決定。2026年3月には広島県の「共家事・共育て」プロジェクトへ企業認定を受け、育児と仕事の両立を後押ししている。