粗利率が過去5年平均を上回る企業を対象とした大型株20選を抽出。AI・半導体関連やSaaS銘柄を中心に、今期も粗利改善が見込まれるとされる。
日経平均やTOPIXの下落局面が続く中、東証プライム上場の3月期決算企業の決算発表が一巡し、粗利率に着目したスクリーニングを実施した。抽出条件は、最新期の粗利率が過去5年間の平均を上回り、今期予想粗利率が最新期を上回ると見込まれ、前期比の改善幅が大きい20銘柄とされる。
リストには人工知能(AI)や半導体関連の銘柄が多く含まれ、キオクシアホールディングス(285A)やイビデン(4062)、フジクラ(5803)などが例示された。これらは需要の多さとグローバル動向を背景に粗利益の改善に寄与すると推察されている。
国内SaaS銘柄としてラクス(3923)やマネーフォワード(3994)もランクインしており、AIの進展に伴う値上げや原価率改善が粗利率改善につながると見られる。
注目銘柄としてHOYA(7741)ではライフケア領域の売上1548億円・セグメント利益300億円が前年同期比で成長を示し、粗利率改善にも寄与している可能性が指摘されている。今後もファンダメンタルズを重視した投資視点が再び注目される局面とされる。