カバーは2027年3月期第2四半期の連結業績予想を上方修正し、ホロライブ初の公式スマホゲーム「hololive Dreams」が期初想定を上回る初速を示した。一方、開示後の株価は急落しており、通期予想の継続と長期的なヒット性の持続性が注目されている。
カバーは2027年3月期第2四半期の連結業績予想を上方修正し、営業利益を従来の19億3000万円から35億円へ、当期純利益を13億5000万円から23億円へと引き上げた。引き上げ幅は70〜80%台に達する大幅な修正となった。修正の理由として、共同運営するスマートフォンゲーム「hololive Dreams」が期初想定を上回る初速を記録したこと、ライセンス・タイアップ領域が計画を上回って推移していることが挙げられている。
「hololive Dreams」は2026年7月23日に全世界同時サービスを開始したホロライブ初の公式スマホゲームで、事前登録者数は150万人を突破。リリース前後には複数国でダウンロードランキング首位を獲得しており、サービス開始後もセールスランキングで1位を達成するなど好調だった。市場調査会社の推定ではサービス開始から9日間の推定収益が約1800万ドル(約28億円)を超え、7月全体でも新作として高い収益性を示した。
開示は上半期の予想修正であり、通期予想は据え置かれた。上半期の上振れが下半期の業績にどう影響するかは現時点で合理的な算定が難しく、継続性を精査している。開示を受けて25日の同社株価は前日比135円安の1480円まで急落し、8%以上の下落となった。