10月5日の東京市場で日経平均は大幅上昇し、終値は6万9946円86銭で2日ぶりに反発。日中は7万円台を一時回復し、AI・半導体株の買いが相場を牽引した。
10月5日の東京株式市場で日経平均株価は終値が前日比1637円40銭高の6万9946円86銭となり、2営業日ぶりに反発した。朝方から買いが先行し、取引時間中には一時的に上げ幅が1700円を超える場面もあった。日中の取引では7万円台へ乗せる場面もあり、7月6日以来おおむね約3か月ぶりの水準に回復した。
背景には米国の雇用市場動向の改善観測が薄まりつつあるとの見方が広がったことがあり、9月の雇用統計が市場予想を下回り、7月・8月の就業者数の下方修正も影響した。この結果、米国での早期利上げ観測が後退したとの見方が強まり、リスクオンの流れが東京市場にも波及した。
取引に寄与したのはAI関連や半導体関連銘柄で、特にアドバンテストなどが相場をけん引する形で投資家の買いを集めた。ドル円相場は1ドル157円台で推移しており、長期金利の動向や米国の金融政策の見通しが今後の焦点となっている。