ナンシンが山形県新庄市に半導体検査用プローブのマイクロパイプ製造工場を新設し、9月に稼働を開始。完成式は10月9日に行われ、月産300万本の生産を27年上期に目指すなど生産体制の強化を進める。
ナンシンはヨコオグループ傘下として、山形県新庄市の新工場を新設し完成式を10月9日に実施した。新工場は9月1日に稼働を開始しており、生成AI関連市場の拡大に伴う半導体検査用プローブの需要増加に対応するため生産設備を拡充した。
新工場では主に半導体検査用プローブに使われるマイクロパイプを製造する。マイクロパイプは直径0.04ミリの超高精度微細管で、ナンシン独自の電鋳技術を用いて製造される。
本工場は山形県内で初の本格的なマイクロパイプ生産拠点となる。従来の製造機能は山形営業所から移転され、投資額は2億円、延床680平方メートルの規模となる。
27年上期には月産3,000万本の生産能力を達成する計画で、ナンシン全体のマイクロパイプ生産能力の約30%を山形工場が担う見込み。