メキシコ中銀は四半期インフレ報告を公表し、経済成長見通しを上方修正した。一方で物価目標3%の達成時期を後ろ倒しする見通しを示し、金融政策は金利6.50%を維持する方針を改めて示した。
メキシコ中央銀行は最新の四半期インフレ報告を公表し、2026年の成長率見通しを従来の1.1%から1.5%へ引き上げた。同時に経済活動は1-3月期に縮小したものの、4-6月期には予想以上に拡大したと評価した。
物価見通しについては総合インフレ率が3%の目標値に達する時期を2027年10-12月期と予測し、従来の予測より後ずれさせた。中銀は今後も緩やかな成長を見込む姿勢を崩さなかった。
金融政策面では現時点で政策金利6.50%を維持することが適切と判断していると再表明した。今後のリスク要因としてUSMCAの不確実性、米国景気減速による輸出鈍化、地政学的緊張、金融市場の急変、異常気象を挙げた。