メキシコペソ/円は7月高値の9.4円台を突破し、2024年5月以来の高値水準へ。日米の介入後、円買いの影響を克服したとの見方が広がる中、メキシコ中銀は6.50%を据え置き、インフレ抑制の遅れを背景に高金利通貨としての地位を維持する見込み。
メキシコペソ/円は先週、9.4円前後の高値を突破して2024年5月以来の水準に到達した。7月末の円売り介入後の最大約4.5%の下げを約3週間で克服したとされ、市場では日銀の9月利上げ観測が高まる一方で円の買い戻しは限定的だった。
メキシコ中銀は8月会合で政策金利を6.50%に据え置き、インフレ見通しを2027年の見通しへと繰り下げた。議事録ではサービス部門の物価上昇が依然4%台で高止まりしており、インフレ目標の達成を阻む要因の一つとして挙げられている。
中銀の現状維持姿勢が高金利通貨としてのペソの優位性を支えると市場はみており、ペソの地位は依然として堅いとの見方が多い。今後もペソの動向は日米金利動向とインフレ動向に左右される可能性がある。
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