関西を中心に地方銀行の再編が進み、県境を越えた経営統合や異業種連携の動きが広がっている。滋賀銀行と池田泉州HDが基本合意に達したほか、関西みらい銀行とJR西日本の資本提携も進展をみせる。
地方銀行を取り巻く環境が、人口減少やデジタル化対応の課題を背景に厳しさを増す中、県境を越えた統合や地域内再編が進んでいる。関西でも経営統合と異業種連携が同時に動き、地域金融の競争軸が変化しつつある。
群馬銀行と第四北越フィナンシャルグループが2026年に最終合意し、2027年に新グループの発足を目指す。千葉銀行と千葉興業銀行も2026年に契約を結び、共同持株会社設立を計画する。
関西では滋賀銀行と池田泉州HDが2027年4月の最終契約・2028年の統合実現を目指し、両銀行は存続したまま傘下へ組み込まれる。総資産は約14兆円となり関西最大の地銀グループになる見通しだ。
関西みらい銀行とJR西日本は資本業務提携を発表し、JR西日本が関西みらい銀行の株式を取得。新サービス「WESTERミライバンク」 startedを前倒し、駅や商業施設などの接点を活用した金融展開を目指す。