NT倍率は日経平均をTOPIXで割った指標で、9月15日に200日線まで低下した。2026年は6月25日に最高値18倍をつけた後、AI・半導体株の調整で相対的にTOPIXが優位となり低下が鮮明になっている。今後は200日線をめぐる動向が相場の焦点となる。
NT倍率は日経平均をTOPIXで割る指標で、9月15日の取引で200日移動平均線まで低下した。これが2026年9月時点での2度目の200日線到達となり、局面ごとに相場の主役が変化していることを示している。
NT倍率の上昇局面では日経平均がAI・半導体株の影響を受けて相対的に優位となる一方、低下局面では銀行などを中心とするTOPIXの構成銘柄が相対的に強まるとの見方が一般的だ。2026年は6月25日に18倍でピークをつけ、その後AI・半導体株の調整で低下が鮮明になった。
7月には200日線でサポートされ、一時的に反発した後、再び200日線を下回る局面が続く見込みだ。10月以降の相場を占う上でも200日線を境にした動きが重要視される。
図表の比較から、TOPIX500グロースの動きが日経平均と乖離する局面が続いており、銀行株の上昇と資金流入がTOPIXを押し上げる展開が想定される。NT倍率はしばらく上昇しない可能性が高いとの見方が示されている。