ニューヨークの外為市場でドルは終値近くまで堅調に推移した。原油の乱高下でインフレ見通しが不透明となり、値動きは不安定だった。
終盤のニューヨーク外為市場ではドルが続伸して取引を終えた。原油価格は序盤に下落したが、後半は不安定な動きを続け、インフレ見通しが不透明となった。
イランが米国の軍事圧力緩和と港湾封鎖解除でホルムズ海峡の再開を7日以内に可能とする発言をしたことが手掛かりとなり、原油とドルが上昇した。一方、トランプ大統領の国連演説でイランとの合意期待が高まるとの見方が広がり、全体の楽観ムードは後退した。
市場ではFRBの10月会合での利上げ確率が55.4%に低下しているとの見方が示された。ドル指数は100.59付近で推移する一方、一時は100.70まで上昇した。
ドルは対円で157.41円付近で終え、日銀の追加利上げ観測が交錯する中、ユーロは1.144ドル台、英ポンドは1.33ドル台とともに下げ基調が続いた。