モルフォが Astemo と車載向けSDVのカメラセンシング技術を共同開発すると発表し、量産ライセンス化を目指す構えを示した。直近2営業日の株価動向はストップ高を受けた背景として注目されている。
モルフォはスマートフォン向け画像処理企業から車載AI企業への事業転換を進める中、2026年9月2日に大手自動車部品メーカーのAstemoとSDV向けのカメラセンシング技術を共同開発すると公表した。
共同開発の中心は、AIアルゴリズムと軽量実装の組み合わせで、走行環境や乗員状態を把握する技術を車載ソフトウェアに組み込むことを目指すと説明された。SoftNeuro推論エンジンやカメラキャリブレーション技術など、実装力を強調する要素も併せて示された。
ただし、発表には採用する自動車メーカー名や対象車種、量産開始時期、契約金額、出荷台数連動のロイヤリティ、独占権といった具体的条件は言及されていない。直近の決算が赤字であることも併記され、量産ライセンス化の成否には不確定要素が残る。