9月の米ドル/円は一時152円台へ急落した後、159円台まで反発。背景にはヘッジファンドなど投機筋の円買いの積極化が疑われ、日米首脳会談後には円安の動きが一服した。10月は日米の金融政策と円高圧力の動向が焦点となる見込み。
9月の米ドル/円は一時152円台まで急落した。ヘッジファンドなどの投機筋の円買いが主導した可能性が挙げられ、相場の荒い動きを作ったとされている。
その後、円安は159円台まで戻したが、日米通貨当局のレートチェックやトランプ大統領の円安懸念の表明などから、一服する局面となった。ヘッジファンドの円買い戦略も影響の要因として指摘される。
日米の金融政策発表を受けて金利差が拡大する局面では、再びドル高・円安へ振れる場面があり、ヘッジファンドの動きが円相場の転換点となった可能性が示唆された。
22日の日米首脳会談でトランプ大統領から円安への懸念が示されたことや高市政権のリフレ政策に対する受け止めが円売りを一服させる材料とみられた。10月は米国の動向を中心に円高圧力の持続性が注目される見通し。