9月10日のイベントでAppleはApple Watch Series 12を発表。新しいS11プロセッサと健康センサーの刷新により心拍測定の精度向上と回復状態の把握を強化し、AI搭載のオーディオインテリジェンスやヘルスケア機能の拡張も併せて発表された。
イベントではApple Watch Series 12が正式発表され、従来のデザインを踏襲しつつ内部は大幅に改良された。新チップS11や設計を見直した健康センサーの導入により心拍測定の精度が高まり、体の回復状態をより詳しく把握できるようになる。加えてAI搭載のオーディオインテリジェンス機能も追加され、重要音を検知して通知するほか会話の要点を再生する機能が紹介された。
新チップS11はGPU・CPU・ニューラルエンジンを高速化し、watchOS 27に搭載されるSiri AIの性能向上を支える。Siri AIは従来より複雑な質問や文脈を理解し、Apple純正アプリ内の情報参照も改善すると説明された。これによりバッテリー駆動時間は従来と同じ24時間と案内されつつ、心拍測定の頻度が増えることで測定精度が高まる見込みが示された。
健康機能の拡充として準備度スコアやヘルスケアアプリの刷新が発表され、日々の健康状態の要約や個別アドバイスが強化される。VO2 maxのテストをスマホのカメラでより包括的に行える新機能も追加され、女性向けには閉経移行期情報の提供やWorkout Buddyのスペイン語対応なども発表された。
新デザインのカラー展開と価格・予約情報も明示され、42mmアルミニウムモデルで価格は7万1800円から、予約受付が開始された。シリーズ12のセラミックケース復活やHermèsモデルの新カラー、各モデル向けの新バンドなど、外観面の選択肢も拡大している。