日本企業で新卒初任給の引き上げが拡大しており、霞ヶ関キャピタルは2027年度入社の新卒初任給を月100万円に設定した。外食を中心に初任給引き上げが進み、住宅手当拡充などの待遇改善も業種横断で広がっている。
日本企業は人材確保を優先するため、新卒の処遇改善を進めており、初任給の水準引き上げが相次いで報じられている。霞ヶ関キャピタルは2027年4月入社の新卒に月100万円の初任給を打ち出し、他社にも同様の動きがみられる。
霞ヶ関キャピタルの具体例として、同社の初任給設定を受け、物語コーポレーション(焼肉きんぐを展開)や平和堂、ゆで太郎などが初任給の引き上げを決定している。
外食業界を中心に人材獲得競争が激化しており、初任給の引き上げに加え採用人数の拡大や賃上げ計画の提示も進んでいる。高専卒の初任給を大卒並みにする動きや、住宅手当の増額を含む条件見直しも紹介されている。
若者の就職先選びでは初任給だけでなく昇給見通しや賃金分布の全体像を把握することが重要だと専門家の指摘がある。企業側にとっても継続的な賃上げや定着策を含む制度設計が問われている。