アトラグループは今期の通期業績を上方修正し、赤字から黒字転換の見通しを提示した。第2四半期累計は赤字だったが、下期の利益回復と新規事業の拡大を計画として公表している。
アトラグループは2026年8月7日に決算を公表し、26年12月期の第2四半期累計(1月〜6月)純損益は赤字4500万円と前年同期の黒字1億1500万円から悪化した一方、通期の最終損益を従来予想の赤字2500万円から黒字1500万円へ上方修正した。これにより、今期は黒字転換の見通しとなっている。
直近3か月の実績では4〜6月期の連結最終利益が前年同期比49.3%減の6800万円に落ち込んだものの、売上高営業利益率は4.9%から9.9%へ改善した。
上期実績と従来予想の比較では、売上高は実績1,619百万円、営業利益81百万円、経常利益91百万円、最終利益は-45百万円となり、従来予想を上回る形で修正が行われた。新しい通期予想では売上高2700百万円、営業利益160百万円、経常利益165百万円、最終利益が15百万円と黒字転換を見込んでいる。
会社説明ではA-COMS(エーコムス)事業の導入拡大とサブスクリプション型の継続収益の拡大が強調され、神経可視化・施術支援AIデバイス「アトラゲージ」を含む自社機材販売も好調としている。また、玩具販売事業を営む子会社ペリカンの全株式を2026年3月31日付で譲渡したとし、これが業績予想の押上げ要因となっている。
今期の業績予想は従来の赤字見通しから黒字見込みへと大きく修正され、下期の業績回復とA-COMSプラットフォームを核にした事業領域の拡大が継続的に進む見込みである。