日銀が7月の金融政策決定会合の主な意見を公表し、利上げペースの加速に前向きな発言が目立った。一方で7月会合では金利を据え置いた。
日銀が10日に公表した7月の金融政策決定会合の主な意見で、物価の上振れリスクを警戒し、機動的な対応や利上げ幅の議論が必要とされる局面へ転換したとの指摘が複数の政策委員から出た。これにより、利上げペースを加速させるべきとの見方が一定程度示された。
会合の経緯として、6月に政策金利を1.0%へ引き上げた後、7月会合では金利を据え置く結論となった。なお、海外発の物価上振れリスクを挙げて慎重論を示した委員の発言もあり、議論は分かれたまま終結したと伝えられる。
日銀の高田創審議委員は海外要因を指摘するなど、物価リスクの国際的・海外要因を重視する見解を示したとされる。今後の月次動向や政策委員の発言の推移次第で、利上げに向けた議論の進み具合が注目される見通しだ。
この報道は日銀の会合要旨に基づく「主な意見」の公表を中心に伝えており、具体的な今後の政策運びや時期については公式の今後の発表を待つ必要がある。