14日のニューヨーク市場でドル円は158円台半ばに達した後、米長期金利の動向を見極めつつ推移する見通し。原油価格の動きやFOMC・日銀の動向が今後の展開に影響を与えるとみられる。
14日のニューヨーク市場でドル円は一時158.95円まで上昇したが、その後米長期金利が低下に転じたため158.05円まで反落した。ユーロ/ドルは1.1113ドルまで下げた後、1.1158ドル近辺まで回復し、ユーロ円はリスク回避の円買いとユーロ売りで176.30円へ低下した。
東京市場ではドル円が200日移動平均線158.57円を意識した推移となる見込みで、米長期債利回りや原油価格の動向を睨みつつの値動きが予想される。原油は高止まり観を強める報道を背景に堅調さを示している。
9月の消費者物価指数は前年比+3.7%と市場予想を上回り、コアCPIは+2.6%となった。一方でフェドウォッチの利上げ確率は一時50%超まで上昇した後30%台へ戻り、据え置きの可能性が依然として高いとの見方が広がっている。
FRBの議長を支える関係者は追加利上げに慎重なスタンスを示し、今後の経済データを見極めたいとの姿勢を示している。日銀関係者の発言内容は、10月会合での据え置きを踏襲しつつ12月会合での利上げ示唆を示す方向へ読み取られる見込みだ。