京都新阪急ホテルは2027年1月17日をもって営業を終了する。現敷地には325室の客室と宴会場・料飲施設を含み、駅500m圏の総客室数にも影響が及ぶ見通しだ。
京都新阪急ホテルは、契約満了に伴い2027年1月17日(日)をもって営業を終了する。建物・土地の所有者や跡地の具体的活用計画は公表されておらず、発表文は客室数325室・地上9階地下2階の規模と、宴会場・料飲施設の存在を明示している。
同ホテルを中心に京都駅周辺の客室ストックは駅500m圏で現在11,073室、1km圏で17,018室となっている。今回の退出で駅500m圏の総規模は−55室(0.5%程度)と見込まれる一方、下京区のシティ区分では325室の退出により7.7%の減少となる可能性がある。
記事はADR・稼働率などをOTA公開データを用いて推定しており、下京区のシティ区分の推定成約ADRは25,223円程度、夏場も稼働率は88%前後を維持するとされる。退去床は宴会・料飲を伴うシティホテルの床が中心で、駅北と南の床の移動が想定される。
跡地活用の判断材料として、現行規制下での延べ床上限は敷地6倍程度が想定され、客室数を増やすには40m級の宿泊特化設計や宴会場付きの床を再現する案が現実的となる。土地の評価は地価と建設費の関係性から機会費用が鍵となるとの分析もある。