神栄はFY2025で国内冷凍食品が過去最高の売上高を更新した一方、コンデンサ事業の撤退を決定し、当期純利益は12.5億円程度へ減益見通しとなった。
神栄は2025年度の業績見通しを公表し、売上高432億6700万円、経常利益は17億2500万円、当期純利益は13億4600万円となる見込みを示した。国内冷凍食品事業が売上高266億円と過去最高を更新したことが全体をけん引した。
2026年度の業績予想では売上高450億円、経常利益18億円と増収増益を見込む一方、コンデンサ事業の撤退に伴う特別損失約3億円を計上するため、当期純利益は12億5000万円(前期比7.2%減)と減益予想となっている。
中期経営計画「神栄チャレンジプロジェクト2026」の進捗は遅れ気味で、3年累計の経常利益目標55億円には現時点で最大限迫る段階とされる。自己資本比率36.9%は目標を上回り、有利子負債残高は約120億2300万円に圧縮された。
成長戦略は冷凍食品を中心に「ものづくり商社」モデルを強化する方針で、品質管理の徹底や新規販路開拓、電子関連の高付加価値化を推進する。株主還元は4期連続で増配の方針を維持するが、株主優待は未定とした。