ポンドの注目材料は11月の追加利上げの有無とされ、NY市場ではポンドの動きが引き続き注目されている。現在の水準はドル建てで1.3387程度、円建てではポンド円が209円台後半から211円台へ動いた。
きょうのポンドドルは1.33ドル台半ばで下落した後、1.33ドル台後半へ買い戻されている。ポンド円は日銀決定会合を受けて円安の反応が見られ、211円台まで上昇したが、日銀がNY時間に入ってレートチェックしたとの報道を受け、円の買戻しが強まり209円台へ伸び悩んでいる。
市場では英中銀の今後の金融政策を巡り、11月の追加利上げの有無がポンドの焦点となっている。前日のMPCで金利据え置きが示された一方、11月も利上げを見送ればポンドが下落する可能性があるとの見方がある。
8月のサービス価格の伸びは横ばいとなり、民間部門の賃金上昇率も鈍化。ILO失業率は4.9%となり、利上げを急ぐ理由は薄いとの見方が広がっている。英10年債利回りは5.2%近辺まで上昇しており、市場は金融引き締めの多くを担っているとの指摘もある。さらに、10月予算案が需要を抑制する可能性もあり、追加利上げのハードルは高いと見られている。