オービックビジネスコンサルタント(OBC)が第2四半期の決算を公表。上期売上高287億円・営業利益136億円はともに過去最高となり、通期予想も上方修正。基幹業務クラウドの伸長でARRは500億円に到達した。
OBCは第2四半期の決算説明会で、継続収益のARRが500億円となり前年同期比で17.5%の成長を示したと発表した。継続収益比率は83.8%、前受収益残高は363億円でこの1年に47億円程度増加している。クラウドARPUは61万9000円、クラウド稼働システム数は16万9000で、それぞれ前年から増加している。これらの要因が上期売上高287億円・営業利益136億円の過去最高を導いた。
クラウド売上の構成比は全体の66.1%へ上昇。特に基幹業務クラウドの売上は137億円で前年同期比34.9%増、奉行クラウドEdgeは51億円で11.2%増となった。関連製品売上は減少見込みで、サービス売上は72億円と安定的に推移している。販管費は前年同期比8.1%増だが、売上高の伸びが上回り営業利益率は47.4%へ上昇した。
上期の損益計算書では売上高287億円、売上総利益242億円、売上総利益率84.8%、営業外収益の増加を受け経常利益は148億円、当期純利益は101億円となった。通期計画は上方修正され、売上高は585億円、営業利益は276億円、経常利益は298億円、当期利益は204億円へと引き上げられた。
今期は奉行クラウドの価格改定を実施し、新規出荷分を10月、契約更新分を12月末以降に適用する予定。改定対象は約7割強で、平均上昇率は約15%を見込む。ISMAP登録による行政市場への展開やセキュリティとAIの強化を成長戦略の柱とし、奉行AIのロードマップや新製品の投入を通じてグローバル対応を進める方針。