京セラは長崎県諫早市に新工場「長崎諫早工場」を竣工式で披露。680億円を投資してAI需要に合わせたセラミック部品とICパッケージの生産体制を整え、2027年4月の本格稼働を目指す。
京セラは長崎諫早工場の竣工式を開き、国内工場の新設は約21年ぶり、投資額は680億円となる。AI需要を取り込む狙いが説明された。
新工場はセラミック部品と半導体パッケージの生産を行い、第1工場は6階建てで延べ床面積約8万平方メートル、敷地約15万平方メートルと国内工場最大級となる。将来の拡張余地も確保される。
稼働開始は2027年4月を予定し、初期40人程度から順次生産を立ち上げ、将来的には1000人規模の雇用を想定。生産能力は2030年度以降に年間250億円規模へ引き上げる計画。
セラミック部品で世界シェア約5割を持つ京セラは、スマートファクトリー導入で生産効率と品質向上を目指すとした。
半導体部品事業へ6500億円の投資計画を2031年3月期までの6年間で掲げ、長崎工場は設備増強の対象になる。鹿児島のMLCC生産能力も2029年3月期に3倍へ引き上げる。