三菱鉛筆の2026年12月期第2四半期決算で、連結売上高が過去最高を更新し、国内外の筆記具事業が堅調に推移した。これを受けて通期予想を上方修正する方針を示した。
三菱鉛筆は2026年12月期第2四半期の連結売上高が477億5,700万円となり、前年同期比で増加するとともに過去最高を更新した。売上は国内筆記具事業、海外筆記具事業、非筆記具事業の全体で堅調に推移したことが要因として挙げられる。売上総利益は240億1,600万円、営業利益は61億7,000万円となり、いずれも前年同期を上回った。
同時に経常利益は66億5,000万円、当期純利益は42億5,900万円となり、為替差益の影響などが寄与した。平均為替レートは米ドルが158円28銭、ユーロが184円70銭で円安が進んだ。
通期業績予想については、売上高を955億円、連結営業利益を115億円、経常利益を120億円、親会社株主に帰属する当期純利益を80億円へ上方修正した。これに伴い1株当たり純利益は155円44銭と見込まれる。平均為替レートは引き続き米ドル158円、ユーロ184円と想定している。
また株主還元関連の方針として、配当予想を従来予想より2円増配の年間57円とし、中間期28円50銭、期末28円50銭を予定している。2026年5月には自社株式の取得を実施し、資本効率の向上を図る方針も示された。