日本ペイントホールディングスは2026年度第2四半期決算で売上高が過去最高となり、調整後営業利益も大幅増。上期好況を受け通期予想を上方修正し、事業再編と自動車塗料事業の買戻し計画を同時に発表した。
日本ペイントホールディングスは2026年度第2四半期に、売上収益が5,334億円、調整後営業利益が949億円となり前年同期比でそれぞれ約19.4%、約30.4%増と過去最高を記録した。販管費の効率化と原材料比率の低下、為替の円安寄与が増収・利益を押し上げた。
セグメント別では日本・NIPSEA中国以外・欧州・米州などが堅調に伸び、NIPSEA中国は現地通貨ベースでの売上成長は高い一方、利益率は約15%を維持。中国事業の一部は苦戦を示したが全体の利益は維持した。
通期見通しは上方修正され、売上収益は2兆円、調整後営業利益は3,160億円、調整後EPSは95.7円へ引き上げた。為替前提もドルを156.8円、人民元を23.1円へ修正している。
決算と同時に、ウットラムグループから欧州自動車用塗料事業を約4,700万ユーロで買い戻すことを発表。2026年10月のクロージング予定で、再取得により日本ペイントグループの直接保有を全面的に復活させる。新組織への再編も2027年1月発効で進める。