日経平均は4日ぶりの大幅反落となり、米国市場のAI関連株安や主要企業の決算を受けたリスク回避の売りが広がった。
30日の日経平均は4日ぶりに大幅反落となり、前日とは逆方向の動きで終えた。終値は63290.11円で、出来高概算は24億9000万株だった。米国市場でハイテク株が売られ、投資家心理が悪化したことが影響した。前日の米国市場の動向を受けて寄り付き後に水準を切り下げ、前場終盤には62711.42円まで下落した。
市場全体では、東証プライムの値上がり銘柄が800を超え、上昇が目立つ一方で、非鉄金属や電気機器などの業種が下落した。日経平均の下げを支えた銘柄群の動向やセクター別の動きが、相場の行方を左右した。
29日の米国市場では主要株価指数が下落。アマゾン・ドット・コムとインテルの決算が材料視され、米AI投資の収益性への不安が再燃した。これを受けて東京市場でも主力のAI関連株が売られる場面が多く見られた。
国内市場ではAI関連株の動揺を避ける動きも見られ、内需株やディフェンシブ株へ資金が回る局面もあった。ただし、後場には再び押し目を拾う動きも見られ、相場の底堅さを示唆する場面もあった。