前週の中国株は総じて反落。原油高と世界的な債券利回りの上昇、PMIの低調などが景気不安を強めた。
前週の中国市場で上海総合指数は終値3930.12となり、週間ベースで0.6%安と反落した。週の初めは反発も、途中は小反発・続落を繰り返し、週末に再度下落した。
週前半は中東緊張の高まりを受けて国内景気懸念が強まり、不動産株の資金繰り悪化懸念により不動産株が急落。一方でクラウド・半導体関連のハイテク株と銀行株の動きが相殺した。
週後半は中東緊張の重しにより売りが優勢となり、ハイテク株の下げが主導。ディフェンシブセクターの酒類・生活必需品株が買われ、下値は限定的だった。後半には原油高と債券利回り上昇でリスク回避が強まる。
週末には米中関係の動向やAI・サプライチェーン関連の銘柄が動揺しつつ、CAIXIN PMIが好感材料となり不動産株が上げを支えた。来週は主要指標の発表やコモディティ動向が注目点となる。