NECが2026年9月中間決算を発表。売上高は前年同期比11.7%増の1兆7538億円、純利益は59.9%増の1164億円で、ITサービス・防衛関連の好調が通期上方修正を導いた。
NECは2026年9月中間期決算(IFRS)で売上高を前年同期比11.7%増の1兆7538億円、純利益を59.9%増の1164億円と発表した。デジタル投資の拡大と防衛需要の追い風を受け、ITサービスや社会インフラ関連は堅調だった。サイバーセキュリティ関連サービスの堅調さと、5月に連結子会社化した米ソフトCSGの寄与も売上増に寄与した。
ITサービス事業は国内企業のシステム刷新需要を取り込み、CSGの増収増益が全体を押し上げた。防衛力強化を背景に航空宇宙・防衛事業の売上高は19.4%増の2352億円となり、海底通信ケーブルなどを手掛ける事業は売上高が80.3%増の553億円と大幅に伸び、黒字転換を果たした。
好業績を受け、27年3月期の通期予想を上方修正。純利益は従来予想から200億円引き上げ、前年比10.8%増の3100億円と過去最高を見込む。
以上の結果を踏まえ、IT・防衛分野の好調が全体の収益拡大を支えた形となっている。