北九州の暴力団工藤会の継承式が10月31日、福智町の田村組事務所で行われたとみられ、ナンバー2の後藤靖理事長が6代目会長に就任した可能性が伝えられている。
記事は、工藤会の会長継承式が10月31日に開かれたとみられると伝える。場所は福岡県福智町の田村組事務所周辺とされ、多くの暴力団関係者が集まったほか、県警や捜査関係者が周辺を視察したとされる。
県警によると、後藤靖理事長(51)が6代目会長に就任したとみられる。一方、前任の田上不美夫被告(70)の去就については慎重に確認が進められているとしている。
田上被告は看護師刺傷事件などをめぐり、組織犯罪処罰法違反(組織的な殺人未遂を含む)などの罪に問われ、無期懲役の判決を受けて上告中とされる。野村悟被告(79)も同様に無期懲役の判決を受け、引退が伝えられていた時期があった。
警察は、暴力団排除条例により外部会場の利用が制限されることを指摘し、工藤会の代表者変更は官報で田上被告へ移行したとする。事務所の多くが撤去済みとされ、太州会の関連事務所を利用したとみられる点も伝えられている。