フランス財政危機や暴動を背景に、債券市場へ資金が流入する一方、金市場には資金流入が限定的であるとの見方が伝えられる。NY市場ではAI企業アンソロピックの大型IPO情報が注目されている。
財政危機や暴動が続くフランスの国債から資金が流出し、債券市場内では米国債・ドイツ国債・日本国債へと資金が向かっているとの指摘がある。金市場へは逃避マネーが来ず、安全資産としての金より国債が選ばれているとの見方もある。
金価格は現在おおむね4000ドル台近辺で推移しており、3990ドル前後まで下落すると買いが入る状況が続くとされる。中国人民銀行が大口の公的金保有を増やすことが金価格を押し上げる可能性があるとの見方もあるが、現時点で金市場の動きは限定的だと伝わる。
NY市場で注目を集めているのは、対話型AIクロードを開発したアンソロピック社の史上最大規模とされるIPOで、目論見書の発表とともに資金調達額が約1000億ドルに達する見込みとされる。これはAIブームの中で金を売ってアンソロピックを買う動きが顕在化するとの市場の観測を呼んでいる。