KDDIの子会社モビコムが関与したモンゴルの草原火災について、現地での対応経緯と関係者の動向を踏まえ、同社はプレスリリースで見解と謝罪を表明した。火災は10月8日にヌムルグ自然保護区で発生し、現地当局の調査が続いている。
モビコムはモンゴル東部の保護区付近で10月6日から8日にかけて現地入りし、国境警備隊の要請に基づく車両を前後から挟む形で移動していた。現地での作業は、4G回線の接続確認と過去に整備した通信網の状況確認を目的としていたという。
火災は8日、保護区内で草を取り除くために車列が停止している最中に発生したとされ、周囲の草へと延焼して広範囲に燃え広がった。原因や延焼拡大の理由については現在も調査中で、現地当局の指示のもと消火作業が行われた。
KDDIはモビコムの親会社として調査への全面協力を表明し、焼けた自然環境の回復と環境保全への取り組みをモビコムと当局と連携して進める方針を示した。あわせてモビコムの社員が法令違反を行っていないことを確認したとしている。
今回の件に関しては、現地での車列運行は国境警備総局が入域許可を認定しており、火災の発生原因を含む詳細は調査中で信頼性の高い情報の継続的な公表が待たれる。KDDIはモンゴル国民や関係者に対して謝罪の意を表明している。