京セラが2026年4〜9月期の連結決算を公表。AI需要拡大と為替要因で純利益が32%増の734億円、売上高は過去最高の1兆783億円となった。
京セラが2026年4〜9月期の連結決算(IFRS)を発表した。純利益は前年同期比で32%増の734億円、売上高は9%増の1兆783億円で、過去最高を更新した。
期間中の平均レートは1ドル159円となり、売上高ベースで約630億円の押し上げ効果があった。窒化ガリウム(GaN)関連事業の減損を含め、341億円の一時損失を計上したが、部品事業がこれを補った。
事業別に見るとAI需要の拡大で半導体製造装置向けセラミック部品やパッケージの販売が伸長。AIデータセンター向けの高容量MLCCも好調だった。
同日、2027年3月期の連結売上高は前期比2%増の2兆1200億円、純利益は従来予想通りの1600億円と14%増を見込むと公表した。半導体関連部品の受注が堅調なことを反映している。
京セラは31年3月期までの6年間で半導体製造やAIデータセンター向け部品へ6500億円を投じる計画を提示。決算説明会で社長は投資内容の見直しと金額の引き上げを示唆した。