韓国でライセンス生産された初代パジェロの派生車として1982年にデビューしたギャロッパーが、1991年の発表以降韓国市場で人気を博し、最終的には2003年に生産を終了した。欧州にも展開され、韓国版パジェロとしての歴史を築いた。
本家パジェロのライセンス生産車として、韓国の現代精工が手掛けたギャロッパーは1982年にデビューした初代パジェロをベースに開発され、韓国では2000年代初頭まで生産が続いた。1992年には年間2万4千台を販売し、韓国のSUV市場で5割以上のシェアを獲得したとされる。
1991年の発表を機にギャロッパーは独自のスタイルを獲得し、1997年にはマイナーチェンジでギャロッパーIIと改名。フロントマスクのデザインなど初代パジェロからの変化が進み、徐々にギャロッパー独自の車格へと進化した。
欧州にも展開され、ドイツでは1998年から Mitsubishi Galloper、スペインでは Galloper の独自ブランド名で販売されるなど、現地市場へ適応した展開が進んだ。一方で日本市場ではパジェロの3代目登場後もギャロッパーは初代ベースで生産を継続した。
2001年に後継車としてヒョンデのテラカンが登場すると、ギャロッパーは2003年に生産を終了。名前の由来は英語の gallop(競走馬が全力で疾走する意)で、パジェロの名の由来は南米の野生の猫パジェロから来ている。