ソニーグループとTSMCの合弁設立に伴い、総額7,470億円の出資計画が発表された。出資は段階的実行となり、2029年の量産開始を目指す。要素として熊本の新工場資産移転も含まれる。
ソニーグループは現金と熊本の新工場の資産移転を合わせて約4,650億円、TSMCは現金約2,820億円を拠出する計画で、両社の拠出額を合計すると7,470億円になる。ただしこの全額が今期の現金支出になるわけではなく、需要動向や事業環境を見ながら段階的に実行する方針が示されている。
熊本の既存投資を活用しつつ、新会社は2029年の量産開始を予定している。合弁設立には熊本の工場を新会社へ資産移転する部分が含まれ、将来の生産体制やコスト構造は現時点では確定していない。政府支援額などの追加条件は未確認のままである。
今回の発表には前提となる2026年5月の基本合意があり、正式契約は8月に最終化されたとされる。最終契約に至るまでの出資条件や役割分担、連結業績への影響は段階的な決定事項として開示されている。