シンタスは2027年度第1四半期で四半期売上高が30億ドルを初めて突破し、数量成長が主導したことで通期ガイダンスを上方修正した。粗利率は過去最高水準、営業利益率も高水準を確保し、EPSは前年同期比で拡大した。
シンタス・コーポレーションは2027年度第1四半期決算で、売上高が総額30.1億ドル(約4,800億円)となり、前年同期比で約10.9%増加した。オーガニック成長率は8.9%と示され、単純な価格上昇だけでなく数量ベースの成長が主因であることが説明された。
粗利益率は51.5%と過去最高を記録し、営業利益率は23.6%に達した。希薄化後EPSは1.36ドル、調整後希薄化後EPSは1.39ドルとなり、いずれも前年同期から増加した。
セグメント別でもユニフォームレンタル・施設サービスや応急処置・安全サービスがオーガニック成長を達成し、利益率の改善も示された。特に応急処置・安全サービスの利益率は前期比で拡大した。
ガイダンスは通期売上高を121.5~122.7億ドル(約1.9兆円)に上方修正し、含意される総成長率を7.9~8.9%、調整後希薄化後EPSを5.45~5.54ドルとした。営業日ベースの差異が通期の利益率や成長率に影響する点についても説明があった。
同社はエネルギーコストの転嫁を行わず、燃料コストの変動を効率化で吸収する方針を再確認した。資本配分では設備投資を継続し、配当を増やす一方で自社株買いも継続している。
決算説明会の中で、クロスセルは初期段階ながら全事業ラインに波及していると説明された。ユニファースト買収については時期の確定を避けつつ、2026年末までの完了を前提とする見通しを示した。