本日のNY為替市場のドル円は、明日予定のウォーシュFRB議長の講演を控え動きづらい展開が想定される。一方、財政健全化を巡る動向にも警戒が広がっている。
本日のNY市場ではドル円の動きが鈍化する見通しで、明日ジャクソンホールでのウォーシュFRB議長の講演が材料視される。市場は講演内容や周辺の指標次第での反応を探る局面が想定される。
財務長官ベッセントが財政健全化を軸とした新たなイニシアチブを今週中にも発表するとの報により、財政政策関係のヘッドラインには警戒が広がっている。
米連邦準備制度の指標として注目されているPCEデフレーターの7月分は前年同月比3.7%と予想の3.6%を上回ったが、5月から伸びが鈍化し6月と同水準となった。
同時にウォーシュ議長が重視してきたトリム平均PCEは前年同月比2.3%で前月と変わらず、過去数か月の伸び率より鈍化傾向が続く。議長がジャクソンホール会合で言及するかが焦点となる。
議長は市場のシグナルを重視する方針を示しており、ジャクソンホールの講演を契機に大きな発表がある可能性があるとの見方もある。想定レンジの上値目処は160.07円、下値目処は158.40円とされている。