日経平均株価が上昇する一方で米株の動揺や関税政策の懸念もあり、材料は混ざり合っている。主要指標の動向と今後の材料観測が引き続き注目される。
本日発表された強気材料として、日経平均株価が上昇し、シカゴ日経225先物も堅調に推移した。さらに米長期金利の低下が示され、TOPIXの定期銘柄入れ替えに伴うリバランス需要や自社株買いの活発さ、東証による企業価値向上の要請も市場材料として挙げられている。
一方で弱気材料として米ダウ平均の下落、ナスダック総合・SOX指数の下落が挙げられる。トランプ政権による関税政策の懸念や中国の景気減速への警戒感も、投資家のリスク選好を抑制する要因とされている。
留意事項として、月次の経済指標の公表スケジュールが複数確認できる。10月分の東京CPIや9月の有効求人倍率、失業率、鉱工業生産、小売売上高、住宅着工件数などが挙げられ、日銀の金融政策決定会合の内容発表や植田日銀総裁の会見も市場関係者の注目事項に含まれる。