2日の東京株式市場は半導体・AI関連株を中心に下値を探る展開が見込まれ、前日の終値からの下落リスクが意識される。日銀の金利据え置き後も米国株の動向次第で波乱要因が残る。
2日の東京株式市場は続落して始まる公算で、半導体・AI関連銘柄を中心に下値を探る展開が想定されている。前日の日経平均終値は63,290.11円、大阪市場の先物夜間終値は現物終値を約870円下回る水準で推移する見込みだ。ドル・円は157円台半ばで推移しており、円安による下支えより米半導体株安の影響が大きそうだ。
決算動向ではキオクシアの10~12月期の利益見通しが市場予想を下回り、夜間取引で売られた。レーザーテクも決算発表後に急落し、SOX指数の下落とあいまって半導体関連の売り圧力が強まる見通し。一方、東エレクは業績予想を大幅に上方修正し私設取引で高水準を維持した。
日本銀行は30日に政策金利を1.25%で据え置いたが、短期的には米ハイテク株の動きが相場を左右しやすいとみられる。日経平均は6万2000円近辺での押し目買いが焦点になる一方、3日の文化の日で東京市場が休場となるため、米国の経済指標や企業決算、米中間選挙を控え慎重ムードが戻りそうだ。