米ドル/円は8月に入り急変動の局面を経て159円台へ反発する一方、日銀の連続利上げの是非と今後の指標が焦点となっている。今週以降も米CPIやFOMC要旨、ジャクソンホール会合といったイベントが相場の手掛かりになる見込みだ。
米ドル/円は8月初めに156円台半ばへ急落した後、介入の影響で159円台へ反発し、162円水準を巡る介入の効果にも市場の関心が集まった。日銀の連続利上げが実現するかどうかが長期のトレンド形成に響くとの見方が広がっている。
米CPIの結果が予想を下回り、FRBの追加利上げ観測が後退するとの見方が株式市場を支援。日本株は内需関連やAI・半導体関連銘柄が買われ、日経平均は続伸。為替市場では米ドルの底堅さが際立った。
市場では日銀の利上げ織り込み度が高まっており、9月以降の連続利上げが想定されている。一方、日銀の大規模な資産運用と政府財政の懸念から、連続利上げを巡る財政・収支の影響も意識されている。
今週以降の焦点はジャクソンホール会合(8月27日〜29日)とNVIDIA決算、FOMCの議事要旨の公表。米国指標の動向次第でドル円の値幅やクロス円の動向が再び変化する可能性がある。