日本政策投資銀行(DBJ)と霞ヶ関キャピタルが神奈川県厚木市で進めるドライ自動倉庫開発プロジェクトへDBJが出資することを決定した。出資はサプライチェーン強靭化・インフラ高度化ファンドの枠組みで行われ、フィジカルAIを活用した運用が予定されている。
9月30日に発表されたもので、DBJが霞ヶ関キャピタルが手掛ける厚木市のドライ自動倉庫開発プロジェクトに出資する。出資はDBJが運用する「サプライチェーン強靭化・インフラ高度化ファンド」内で実施され、出資先は同社が展開するSPCとなる。具体的な出資額は開示されていない。
プロジェクトでは庫内の入庫から出庫までの一連のオペレーションを自動化するほか、AIがハードウェアを自律的に制御する「フィジカルAI」技術を活用した運用が計画されており、ロボットや設備が荷姿と状況を認識して最適に稼働する想定だ。霞ヶ関キャピタルは、利用企業が大規模な設備投資をせずとも高度に自動化された物流拠点を活用できる仕組みづくりを目指している。
DBJの出資決定は、サプライチェーンの強靭化と物流インフラの高度化を支援する狙いとされ、プロジェクトの推進を通じて国内物流の効率化が期待されている。なお出資額や詳細な条件は本文には開示されていない。