千趣会は今期第3四半期累計で最終損益が赤字に転落したと発表。通期予想を赤字に下方修正し、期末配当は未定だったが無配継続方針を示した。
千趣会は10月30日大引け後に決算を公表し、26年12月期の第3四半期累計の連結最終損益が8.4億円の赤字となった。前年同期は黒字38.6億円だったため、赤字へ転落したことが明らかとなっている。併せて通期の最終損益予想も従来予想のトントンから5億円の赤字へ下方修正された。
下期の業績見通しとして、7-12月期の連結最終損益は従来予想の1.1億円の赤字から6.1億円の赤字へ下方修正された。前年同期は黒字58.6億円だったが、赤字幅が拡大する見込みとなっている。売上高や営業の損益率の改善はあっても赤字の規模が拡大する見通しだと説明されている。
期末一括配当については従来未定としていたが、結局は見送る方針を示し、無配継続となる見通しを示した。直近3ヵ月の実績として3Qの連結最終損益は9.5億円の赤字に転じ、前年同期の黒字57.8億円から大きく悪化した一方、売上高営業損益率は前年同期の-14.3%から-10.8%へ改善した。
今期の全体像として、決算短信には旧修正後の下期・通期計画が併記され、下方修正の内容が詳細に示されている。今後は決算の追加情報や通期の進捗に注目が集まる見込みである。