ウォンテッドリーの2026年8月期決算は、新規受注の減少と先行投資の増加で営業収益が大幅に減少した。一方、移転補償金の計上により最終利益は増益となっている。
ウォンテッドリーは2026年8月期の決算短信で、営業収益が前年比8.8%減の約45億円、営業利益が55.3%減の約7億円となり、大幅な減益となったと報告している。主因は「Wantedly Visit」の新規受注減少と先行投資による営業費用の増加である。
同期間の特別利益として本社移転に伴う移転補償金が約15億円計上され、親会社株主に帰属する当期純利益は前年比33.3%増の約14億円となっている。
決算は「ビジネスSNS事業」の単一セグメントで運営しており、主力製品は「Wantedly Visit」を中心として、Engagement SuiteやWantedly Hireを提供している。総資産は約78億円、自己資本比率は79.3%へ改善した。
キャッシュフローでは営業活動によるCFが約8億円の収入、投資活動によるCFは約15億円の支出となり、財務活動は配当支払いで約2億円の支出だった。2027年8月期の通期見通しは売上高が約42億円、営業利益が約5億円、親会社株主に帰属する当期純利益が約3億円と、それぞれ減少が見込まれている。