日経平均が午前中に急反発し、前場の高値は約1400円超まで到達。半導体株の買い戻しが目立ち、アドバンテストが指数を大きく押し上げた。
27日の日経平均は午前11時時点で前日比1182.72円高の6万3372.37円まで上昇し、午前10時には1329円超高、終日には約1400円超の上げ幅が見込まれる場面があった。東証プライム市場の値上がり銘柄数は上昇寄りであったが、全体の銘柄数の偏りは大きくなかった。
上げを主導したのはアドバンテストで、午前11時時点の株価は前日比2860円高の3万3930円となり、日経平均を+638.61円押し上げた。これにソフトバンクグループ、東京エレクトロン、イビデン、TDKが続き、上位5銘柄でほぼ指数の上げ幅を説明できる構図だった。
半面、押し下げ銘柄も名前が挙がった。ファーストリテイリングが約54円の押し下げ寄与で最も大きく、第一三共・中外製薬・リクルートホールディングス・KDDIなどが続いた。業種別では電気機器が最も上昇、他にもガラス・土石製品、非鉄金属、機械が続く一方で不動産・医薬品・陸運は下落傾向がみられた。
相場の背景としては、直近3営業日で約2400円程度下落した反動により自律反発を狙う買いが旺盛だったとの見方が国内投信のストラテジストから挙がっている。日経平均は26日時点の200日移動平均を下値支持線として意識されるとの指摘もあり、今後の動向は関連銘柄の動き次第で左右されやすいとみられる。