米PCE物価指数の伸びが市場予想を上回り米長期金利が上昇。円は日米金利差拡大を見込み159円台前半へ軟調に推移した。
27日の東京外国為替市場で、円相場は1ドル159円35〜36銭で取引を終え、前日比で円安となった。米PCE物価指数の伸びが市場予想を上回ったことを背景に、米長期金利が上昇し日米金利差拡大を意識した円売り・ドル買いが優勢となった。
午前の取引は1ドル159円18〜19銭付近で始まり、ユーロは対円で小幅安。ニューヨーク市場でも円安基調が続き、米長期金利の動向と日銀の政策動向に注目が集まった。
日銀の氷見野副総裁は利上げについて「毎回の会合でしっかり検討する」と従来と同じ方針を示すにとどまり、直接的な追加時期の手掛かりは提供されなかった。市場は今後の米経済指標と日銀の動向を見極めたいとの姿勢を崩していない。