日本郵船は洋上風力発電所向けの支援船SOVを1隻発注し、欧州だけでなくアジア・大洋州地域での事業拡大を目指す。新造船はシンガポールのPaxOcean Groupに発注され、竣工は2029年ごろを予定している。
日本郵船は洋上浮力発電設備の建設・保守を支援する船「SOV(Service Operation Vessel)」を1隻発注したと発表した。新造船を活用して欧州地域に加え、アジア・太平洋地域でのSOV事業拡大を目指す。
発注先はシンガポールの造船会社PaxOcean Groupで、竣工は2029年ごろを予定している。船体は全長約89.6メートル、全幅約19.2メートルで、最大120人の乗船に対応できる居住設備と物資の蔵置スペースを備える。
船体にはダイナミック・ポジショニング・システム(DPS)と揺れの自動補正機能を備えたクレーンが搭載され、安全な人員移乗と物資移送を実現する設計となっている。
竣工後は台湾の洋上風力発電関連企業などと協力し、台湾をはじめとするアジア・大洋州の洋上風力プロジェクトへの投入を計画している。