韓国のオーテックキャリアが慶尚北道亀尾市で建設される200MW級AIデータセンターの冷却設備供給について、優先交渉対象者に選定された。最終契約が成立すれば大型案件となる可能性がある。
韓国のオーテックキャリアは、亀尾AIクラスターデータセンター開発プロジェクトの冷却設備供給における優先交渉対象者に選定されたと発表した。対象はNvidiaのRubinベースのワークロードに適合する200MW級のハイパースケールデータセンターを想定した冷却設備の供給で、同社はこれまでの48MW級プロジェクトに続く大型案件の獲得を目指す。
契約が最終的に締結された場合、オーテックキャリアはCarrierの高効率空冷式インバータスクリュー冷凍機「AquaForce 30XFZ」160台を供給する予定で、供給規模や契約金額は交渉次第で確定する。今回の案件はRubinベースのAIデータセンターのIT容量に対応する冷却設備の提供を前提としている。
オーテックキャリアは大容量機だけでなく液冷にも領域を拡大しており、液冷技術を組み込んだ統合ソリューションを強化している。最近は65LLのCDUがNvidiaマーケットプレイスでProduct Qualifiedとして登録され、空冷と液冷を同時に供給できる体制が評価されている。
業界関係者はAIデータセンター冷却市場の拡大に伴い契約転換率と納品スケジュールが重要になると指摘しており、亀尾プロジェクトは韓国内のAIデータセンター市場攻略を加速させる可能性がある。