大林組と東北大学が次世代建設技術の共創研究所を設置し、物理シミュレーションと現場での実証を組み合わせたタフ・フィジカルAIの研究開発を進める。設置は11月1日、期間は5年間で2031年10月末まで。
大林組と東北大学は、次世代建設技術の研究開発を目的に「大林組×東北大学 次世代建設技術共創研究所」を設置した。東北大学の共創研究所の枠組みを活用し、同大タフ・サイバーフィジカルAI研究センター内に拠点を置く。設置期間は5年間の予定である。
研究所ではフィジカルAIを含む土木・建築、エネルギー、ヒトとロボットの協調、3Dコンクリートプリンター、まちづくり、災害科学など幅広い分野の専門家が連携し、現場再現の物理シミュレーションとロボット制御、AI研究を組み合わせて実証と実用化を進める。
目的は建設現場の安定自律動作を実現するタフ・フィジカルAI技術の社会実装を加速させることにあり、併せて高度人材の育成や跨分野の共同研究、新技術の創出にも取り組む。課題として担い手不足や安全性・生産性の向上、自然災害対応などに対応する計画。
今回の取り組みは大林組の施工技術と東北大の学術知見の融合を通じ、現場での適用と人材育成を両立させる狙いがある。今後の進捗や具体的なプロジェクトの進展が注目される。