三和ホールディングスは中計追補版を公表。2027年度の営業利益目標を引き下げつつ、自己株式取得を約1,000億円へ拡大し、ROEと株主還元を強化する方針を示した。
三和ホールディングスは2025年度から2027年度の3ヵ年を対象とする「三和グローバルビジョン2030 中期経営計画2027」の追補版を公表した。公表内容は、海外事業の収益性改善に取り組む方針を明確化し、各事業の課題と対応策を整理した点にある。
営業利益目標は連結ベースで2027年度を950億円から820-850億円へ引き下げることとなった。これに伴い、米州などのオペレーション改善とコスト再構築を通じて収益性の向上を目指す。
資本政策では、財務健全性を維持しつつ適正な財務レバレッジを活用して株主還元に資金を振り向け、資本構成の最適化を図る。中計の中でROEを18%以上、次期中計で20%以上を目指すとしている。
株主還元の強化策として、配当方針を2026年度期末配当からDOE15%を目安に引き上げる方針を示した。自己株式取得は当初計画の約400億円に加え、2027年度中に約600億円を追加して、取得額の合計を約1,000億円へ修正する。