ツガミは中間期の売上と営業利益を上方修正。中国需要の寄与度が高い一方で、下期の採算次第で通期見通しの評価が分かれる状況となっている。
ツガミは2026年10月20日付で中間期の業績修正を公表し、売上高の上方修正とともに営業利益の上振れを示した。株価は中国需要への依存度の高さや為替影響を背景に、過去の高値水準から調整局面にある。
事業は中国とインド拠点を中心に展開しており、特に中国顧客向け売上と現地拠点の売上が収益に大きく寄与している。インドでは新工場の稼働を進め、生産能力を拡大する一方、中国でも生産能力の拡充計画を掲げている。
中間期の上方修正は売上に対して営業利益の上振れ率が高く、売上812億円、営業利益252億円、親会社株主に帰属する中間純利益123億円へと引き上げられた。7〜9月の利益見込みは前年同期比で大幅増となる見通しだが、期末配当や為替変動、現金化の遅延などの影響には注意が必要とされる。
今後の焦点は下期の利益計画と中国の採算、及び決算発表時点での通期計画の見直し内容で、下期に前年同期比で増益を維持できるかが株価評価の分岐点となる。